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呼び方の違いと初診料

金曜日, 5月 1st, 2015

20代の頃に、医療事務の資格を取るために、医療事務の学校に通っていました。診療報酬の計算をすることを教えてもらうのですが、病院とクリニックなどの規模によって初診料には違いがあることがわかりました。そもそも病院とクリニックは何が違っているのか、その時までは特別考えたこともありませんでした。病院とはベッド数が20床以上ある施設のことをいい、クリニックとはそれ以下の場合を言います。病床数、つまりは入院患者をどのぐらいの数収容できるかでわかれているのです。そういわれてみると、病院と名のつく施設は大きなものが多く、クリニックは個人で営んでいる場合がほとんどで規模も大きくありません。クリニックと病院で違いがあったのは初診料だけだったと思います。ここで、初診料についてなのですが、私は医療事務の勉強を始めるまでは初めていった時に加算されるものだと思っていました。しかし実際には同じ病院でも何度も初診料として請求されるのです。初診とはその病気に対して初めて、という意味のものなのです。初めて風邪で病院を訪れたとします。この時はもちろん、初診料となります。その風邪が完治せずに通院となると再診料として請求されるのですが、風邪が完治して全く別の病気と診断された場合、また新たに初診料が請求されるという仕組みになっているのです。初めての病気を診るというものの料金だったのですね。それまでは、明細書をまじまじと見ることもなかったのですが、勉強してみるとなかなか興味深いものでした。病院は誰もが必ずかかるものなので、病院ごとの違いや特徴は掴んでおいた方がいいなと感じました。
☆関連リンク:http://differencebetween-clinicandhospital.biz/