Archive for the ‘役割’ Category

病院ごとの役割分担

木曜日, 5月 14th, 2015

病院と名のつく施設は建物自体も大きく、総合的に診療科を持っている病院がたくさんあります。また、高度な技術を提供している病院も少なくありません。一方、クリニックや診療所となってくると、施設自体もそこまで大きいものはありません。そしてできる検査にも限りがありますし、提供できる技術にも限りがあります。数年前から、地域のクリニックや診療所でかかりつけを作り、そこで診察しきれない病状などに関してのみ紹介状などを介して大きな総合病院にかかる、と言ったシステムが私の住む地域では推進されているそうです。システムがこのようになっているのかどうかは不明なのですが、海外でホスピタルにかかったと言ってしまうとよっぽどの病気と解釈されてしまうのだそうです。
英会話ができない私にとっては学校の授業で習ったホスピタルが病院ということになります。しかし、海外では違ったとらえ方をされてしまうようです。ホスピタルがよほどの病気、という認識が海外の人にはあるようですから、やはり大きな病院とクリニックなどの小規模な瀬説での役割が決められているのかもしれません。日本でもだんだんとそんな風潮になってきているようです。個人的には何かと安心できるという意味で大きな病院で見てもらいたいという思いがあるのですが、重篤な疾患を抱えた患者さんの治療により専念できる環境というのがこの役割分担なのかもしれません。単なる風邪ぐらいであれば近くのクリニックなどで十分に診てもらうことはできますし、薬でもおそらく同じものを処方してもらえるはずなので、待ち時間や料金も考慮すれば必然的にクリニックにかかることになるでしょう。